集中工事の概要のご案内
名神集中工事の概要を
ご案内しております。
E1名神高速道路は全線開通から50年以上が経ち、大型車の利用の増加や車両総重量の増加も相まって老朽化が進行しています。これからも暮らしや経済を支えるE1名神高速道路を長く安全・安心にご利用いただくため、NEXCO中日本では高速道路リニューアルプロジェクトに取り組んでいます。
高速道路リニューアルプロジェクトでは、これまでのような部分的な補修の繰り返しではなく、抜本的な補修や性能を向上させる工事をおこない、高速道路のライフサイクルコストの縮減と長寿命化を図っています。
今回の名神集中工事では、アスファルト舗装の下にある橋梁のコンクリート床版の上面の補修と併せて、コンクリートに悪影響を及ぼす水や塩化物(雪氷作業により散布した塩)がコンクリート床版に浸透しないよう防水機能を向上させる工事(高性能床版防水工)をおこないます。この工事のために、2021年度から年2回、土・日も含めた約3週間の昼夜連続・車線規制を名神集中工事として実施しております。
工事期間中は、渋滞の発生などにより高速道路をご利用のお客さまや沿道の皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、道路の性能を向上させることで、将来的に、橋梁の架け替えなどの大規模な工事の回避や、工事の回数を減らすことにもつながります。ご理解とご協力をお願いいたします。
名神 一宮JCT~一宮IC(上下線)において、渋滞対策として、現況の道路幅は変更せずに車線幅や路肩幅を変更し、4車線の区間を6車線に改良する事業を実施しています。名神集中工事では、この事業の一環として、橋梁の床版を補強するシートを設置する工事をおこないます。
傷んだ舗装路面および床版の補修工事をおこない、高性能床版防水を施工します。
集水ますの清掃や雑草の草刈などをおこないます。
橋梁、道路照明設備などの点検をおこないます。